「もしもミシンがかけられたらなら」もしくは「もうスライディングなんてしない」

野球

だけど ぼくにはミシンがない
キミを直せる腕もない

バットはいつも空回り
とらえる球さえ遠ざかる

アア アー アア…
遠ざかる

いつもの日曜ナイトゲームの草野球です。

あまりに成績がひどいので、気分転換のため、ユニフォームのパンツを新調しました。

参考)ユニフォームの着こなしの違いとは? 野球選手のパンツの種類(スタイル)解説

これまでのショートフィットタイプ(オールドスタイル)から、ストレートのロングタイプへ。
いけすかないキザ野郎が着用するものだと認識していたので、生まれて初めて穿きます。

さて、試合終盤。

3-4で1点ビハインド。
1アウト満塁。

(四球で出塁した)三塁走者のぼくは、そこに行き着くまでにすでに疲れていたのだ。

三塁ランナーコーチャーのN君に、弱音を吐く。
「楽に返してくれるといいんだけど…」。

できれば押し出し四球、あるいは外野の間を抜く長打、
最悪、内野ゴロで本塁封殺でも、ぼくのせいじゃない。

こういう場面では、大概、いちばん嫌な結果が訪れる。とくにぼくが演者の場合はそうだ。

浅めのセンターフライが上がる。
帰塁して、中堅手がボールをキャッチするのを目の端で捉えるや否や、スタートを切る。

周東くんとは同郷だ。
若い頃は東京四大学リーグで盗塁王も獲得した。
だが、あとひと月で54歳の脚力は、淡い夢を打ち砕く。とくにぼくが演者の場合はそうだ。

ホームベースの2メートルくらい手前で、バックホームされた送球が視界に入る。
思い出せ。回り込んで、手でタッチするんだ、ホームベースを。

ざざざっー。15年ぶりくらいのスライディング。

余裕でアウト。

たぶん、カタチは悪くなかった。
しかしスピードがなさ過ぎて、滑るというより体を地面に打ち付ける感じになった、

のだと、振り返るとそう思う。

新調したロンパンの膝は、無惨にも引き裂かれ、
膝からは軽く出血している。とくにぼくが演者の場合はそうだ。

洗濯後(ちなみにウタマロ石けんを愛用)のロンパン。穴は2カ所ですね。

閲覧注意!!!!!!!!!!

 

 

 

閲覧注意!!!!!!!!!!

負傷から1週間後の患部。かさぶた状になってきて痒い。左上のは消毒液ではありません。

お食事中の方、失礼しました。

 

膝が破れたくらいで、お払い箱にするほど、裕福でもないし、ミニマリストでもないのだ。

少年野球〜高校(軟式)までは、母が補修してくれていた。
ありがとう、お母さん。
母の日に贈ったゆずジュースは全然、飲んだ形跡がないけど、お口に合いませんでしたか???

手縫いをするための裁縫道具もなければ、当然ミシンもない。

「ユニフォーム 補修用シート」!!!!!

ユニフォーム補修シート。AMAZONで、¥598(税込)

アイロン、はい、得意です。
アイロン、はい、得意です。
アイロン、はい、得意です。

男前アイロンの登場。

もうスライディングなんてしないなんて 言わないよ絶対♪

補修完了。耐久性については追って報告します(いらないか)。

次回こそは「ガン見癖」についてお届けしようと思います。

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